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2007年3月 2日 (金)

単純になくせと言えない

国民健康保険のことです。
この国保料は複数の計算方法で決まり、
①所得にかかる「所得割」
②世帯の国保加入人数にかかる「均等割」
③人数に関係なく1世帯にかかる「平等割」
から成り立っているところが多いのですが、

それとは別に
④固定資産税にかかる「資産割」
というのを保険料の計算に入れているところがあります。

この「資産割」、ちょっと曲者なんです。要は資産があるから国保料を負担できるだろうと、かけていると思うのですが、実際には資産が収入を生み出すものでないこともあって、土地があっても年金だけが収入という世帯には、賃貸の年金生活者の保険料にその土地の分が上乗せされるのです。
これでは土地があることで貧しくなってしまうという問題になってしまいます。

では単純に資産割をなくせばいいのか言えばそうでもありません。医療に必要な収入が決まっている以上、どこかを減らせばその分をどこかで増額させなければいけません。具体的には前述の①~③の部分が増額するのであれば、次は同じ条件でも間違いなく保険料が上がってしまい、結局「国保で貧しくなる」世帯が生まれてしまうのです。

単純に「なくせ」とも「残せ」とも言えません。同時に、こうした負担を国保加入者からの徴収だけに頼るやり方では限界があります。一番いいのは自治体の予算を増やして加入者の負担を減らすことです。
でも実際にそんなことに着手するところは……あるんですかね?

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